IATF16949&ISO9001の要求事項解釈/IATF(8.4.1.3)顧客指定の供給者

『第8章 （製品実現の為の）運用）』　IATF(8.4.1.3)顧客指定の供給者    に関する要求の説明に入ります。

それぞれの各章の詳細箇条説明は、別記事で紹介していますので、そちらをご覧ください。こちらです。

前箇条は、IATF(8.4.1.2)供給者選定のプロセスでした。

供給者とは何か？は、IATF（8.4.1.1)で説明されています。そちらを見てくださいね。

そして、前箇条で、その供給者をどの様な基準で選ぶのか？その条件が16種ありました。購買管理規程を作成し、供給者を選ぶ方法を作る。そんな話でした。

今度は、自分で選ぶ供給者では無く、顧客が指名する供給者の管理方法の話になります。

私は、IATF対訳文を下記のように独自編集してQMSに記載してみました。皆さんのQMS文面作成時の参考にしてみてください。

品質マニュアルには、上記の様に簡単に記載されていますが、顧客が指定する供給者も結局、IATF（8.4.1.2)と同じ条件で、自社が選定した仕入先（サプライヤ）と同じ管理する。

会社によっては、顧客からの供給部品だから、何も管理していない会社も見受けられました。そこは、意識を変えて、大改善しましょう。

今回の箇条紹介は、ここまでです。

対訳本の個人的な見解として書いています。

皆さんの見解と異なる、若しくは誤っている場合も有るので、他の人は、こんな風にやっているんだという視点で見ていただければと思います。

引き続き、各箇条を追加していきますので、宜しくお願い致します。