IATF16949&ISO9001の要求事項解釈/IATF(8.4.1.2)供給者選定のプロセス

『第8章 （製品実現の為の）運用）』　IATF(8.4.1.2)供給者選定のプロセス    に関する要求の説明に入ります。

前箇条は、IATF(8.4.1.1)外部から提供されるプロセス、製品及びサービスの管理（補足）でした。

自分の会社で、仕事をせず、それを外部に依頼する外注先の種類をしめしていました。

もっと簡単に言うと、自社が管理しなければならないサプライヤの範囲ですね。

そして今度は、サプライヤを選ぶためのルールの話になります。選定ですね。横文字で言えばエバリエーション。かっこ悪いので、選定が良いと思います。

私は、IATF対訳文を下記のように独自編集してQMSに記載してみました。皆さんのQMS文面作成時の参考にしてみてください。

上記の様に、品質マニュアルに記載しました。供給者（サプライヤ）をどの様に選定するのか？何を確認すべきか？それを上記の16項目を確認しなければなりません。

先ずは、供給者選定チェックリストを作成なければなりません。

やるべき事は、購買管理規程を作成し、供給者（サプライヤ）選定プロセスを作ります。別の箇条で、第二者監査員の話も有りますが、選定する人員は、必ず監査員の力量が必要と私は、関連付けています。

サプライヤを選定する条件に、供給者の工場の『№９～１６』は、購買部門の人員では、判断能力が無いからです。品質部門、生産技術的な幅広い知識を持ち、IATFを完全理解した高度な人材が必要になります。

今回の箇条紹介は、ここまでです。

対訳本の個人的な見解として書いています。

皆さんの見解と異なる、若しくは誤っている場合も有るので、他の人は、こんな風にやっているんだという視点で見ていただければと思います。

引き続き、各箇条を追加していきますので、宜しくお願い致します。