空港から鉄道で激安で早く電車で移動する方法!
はじめに
スワナプーム空港に到着後、バンコク市内へ電車で移動する交通手段の紹介をします。
- 今回は、『安く、早く、簡単に!』の経済的な移動方法。
- 予算的に厳しい、学生さんの卒業旅行、バックパッカーの方、個人旅行の方々にお勧めの交通手段です。
エアポートレールリンク(ARL)とは?
『エアポートレールリンク(ARL)』とは、空港からバンコク市内までを走る電車路線です。略語でARLとも表記されています。簡単に言うと空港列車です。東京から成田空港に行く成田エキスプレス的なイメージです。
空港に着いたら電車に乗る前に準備すべき事
ARL乗り場に行く前に、両替屋で、最低限の額を両替しましょう!外貨では、乗車券が購入できません。
- 最低限の事前両替をしましょう!タイバーツが無いと買えませんので、事前に最低限の両替をしておいてください。
- 1万円以下で十分です。理由は、空港内の両替レートは、バンコク市内の一般レートより大幅に悪いです。
- その損失は、外食1食分のコストを損するレベルに成ります。極端な例は、電車運賃安いので、日本円1000円程度で十分ですよ。
空港内の乗り場へ
通関審査を通過し、最低限の両替を済んだらARLの利場へ移動です。
- 空港入国審査を終え荷物検査コーナーを抜けたらクランクして、開けたロビーに出ます。迎えの人が名前ボードをもって、ごった返しています。
- 最初に見えるのが非常に高価なリムジンタクシーのカウンター。それは完全に無視し、頭上の案内標識で、電車のマークの看板を見つけるべし。それを辿って、エスカレーターを探すべし。
- エスカレーターで、地下2階を目指す。一番下まで降りて下さい。
- また頭上の案内表示で電車マークを見ながらチケット売り場を目指し歩きます。そうすると、開けた場所に、動く歩道が見えてきます。
- その先が、チケット売り場。
- 動く歩道を降りたら、自動券売機と人間窓口のチケット売り場が有ります。
ARL乗車券の種類
買う前に理解してほしい事!
乗車券は、コインタイプト、カードタイプの2タイプです。
プラスシックICチップ入りコイン形式とパスモ・スイカの様なお金がチャージできるカードタイプも有りますが、一回しか乗らない人が多いと思うので、ここでは説明を割愛します。頻繁に乗る人は、買った方が良いです。因みに私は、頻繁に使うので持っています。
ARL乗車券の購入方法
乗車券の購入方法は、1)自動券売機と2)窓口人員の2種類の方法が有ります。
どちらで購入しても良いと思いますが、初めての人には、窓口係員側での購入をお勧めします。
1)自動券売機の場合
自動券売機に慣れた人は良いが、一般の外国人旅行者の方々は、窓口係員側で、購入しまう。
なぜなら、券売機の反応が悪い上に、タッチパネルの感度が非常に悪い。
更にお札や硬貨を入れてもエラー頻発。
そもそも空港に着いたばかりで、両替前だと買えないし。
自動券売機前で、もたついていると後ろの人に迷惑が掛かります。確実に人間窓口を利用した方がGoodです。
2)窓口人員の場合
ポイントを箇条書きします。
- 人間窓口は販売員に、駅名を言えば通じます。
- 下手な発音でも外国人に成れているので問題ございません。もしくは、『A6』とか、番号で伝達しても分かってくれます。
- 事前に自分のホテルはグーグMAPで検索し最寄りの駅を調べておきましょう。どの駅に行けばいいのか分からず、窓口でもたついていると他の方々に迷惑が掛かりますので。スマートに行きましょう。
自動改札ゲートの通過時の注意ポイント
初めての人には戸惑う自動改札機、使い勝手悪すぎです。
- なんでこんな簡単な事と思うかもしれませんが、結構多くの方が、ゲート通過できなくてもたついています。
- これは、このゲートを作った設備業者の設計も悪いと思います。センスがない。なんと2ステップ有るんです。
- (入場する時)ICチップ入りコインを改札のセンサーに一度タッチします。
- (出場する時)ICチップ入りコインを改札のセンサーに一度タッチします。
- そして、次のは、センサー近くのコイン入れにICチップコインを投入し、ゲートが空きます。
皆さん、これが分からなくて、必死にセンサーにタッチせず、コイン投入口に入らなくて困っている姿を見ます。
これは、改善の余地ありですね。
まー改善しないと思いますが。皆さんは、慣れてくださいね。
カードタイプは、単純にタッチするだけ。日本の改札ゲートと一緒ですね。この記事を読んだ皆さんは、スマートに改札を通過してくださいね♪
ARL車両・電車の種類
路線は、分岐無。1本。全便、普通列車の各駅停車だけ。
先に言いますと、全便各駅停車とシンプルです!路線も1本なので、シンプルな路線です。また、全便各駅停車です。快速、特急が無いので、駅を通過する心配はございません。自分が降りる駅だけをしっかり事前に確認してください。
- 初めての人に困るのが、赤文字で『Express』=快速電車 、青文字で『City Line』=普通電車の表示。全く気にせず、無視してください!!
- 何故なら、既に快速と普通は、区分は廃止されてます!よって、車両は全て、各駅停車です!!
- 過去に存在したようですが、現在は、全便各駅停車のみです。
- 電車は全部一緒です。惑わされず、停車中の車両へ乗り込んでください。
ARL車両内部の状況
- 車両は普通列車の様に自由席。
- 各車両の出入り口に、スーツケース、カバン置き場の棚が設置されています。
駅と所要時間・運賃
参考までに記載します。最新版は、ネットで直接確認してください。大きな変化はないと思います。
- 0分>A1>スワナプーム空港
- 5分A2>LAT KBABANG(ラートクラバン駅)>15thb
- 10分A3>BAN THAP CHANG(バーンタップチャーン)20thb
- 14分A4>HUA MAK(フアマーク駅)25thb
- 18分A5>RAMKHAMHAENG(ラームカムヘーン駅)30thb
- 22分A6>MAKKASAN(マッカサン駅)35thb
- 25分A7>RATCHAPRAROP(ラーチャプラーロップ駅)45thb
- 26分A8>PHAYA THA(パヤー・タイ駅)45thb
殆どの人は、A6>MAKKASAN(マッカサン駅)かA8>PHAYA THAで降りますね?
A6>MAKKASAN(マッカサン駅)は、地下鉄に乗り換えが出来ます。
地下鉄駅まで、200mぐらいは歩きますが。陸橋歩道でスーツケースは転がしながら移動できます。アソーク、スクンビット地区にホテルがある人は、こちらが便利です。
利用のメリットとデメリット
(メリット)
- 料金目安;日本円で50円~160円程度です。
- 乗車時間;市内駅まで30分以内で到着。
- 渋滞と無縁。タクシーは夕方は1時間以上です。
(デメリット)
- 大きい荷物、大量の荷物を持っている場合は不便。
まとめ
タイの道路状況は、渋滞が多く、朝夕の時間は、通常の3倍以上の時間も当たり前です。近年、エアポートリンクやBTS、地下鉄が出来てからは、改善はされていますが、それでも道路渋滞は無くなりません。短期の旅行者は、限られた時間しかないので、渋滞で長時間無駄に過ごす事は、非常に避けたい事だと思います。また、旅の疲れも有るでしょう。
繰り返しに成りますが、速やかにバンコクのホテルへ到着したければ、今回紹介のエアーポートリンクを利用してください。タクシーやバスより圧倒的に早く到着できるでしょう。
それでは、皆さん良い旅を!
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