IATF16949&ISO9001の要求事項解釈/IATF(8.5.1.7)生産計画

『第8章 （製品実現の為の）運用）』IATF(8.5.1.7)生産計画 に関する要求の説明に入ります。

前回は、IATF8.5.1.6生産治工具並びに製造、試験、検査の治工具及び設備の運用管理でした。

工場の生産ライン使用する金型、治工具、ゲージなどの作成から妥当性確認、日常管理での予知予防保全のシステムを持つ事の話でした。そこには、メンテナンスする場所や施設、その技術要員のスキルも求められています。

簡単に言うと生産技術部門の最も主となる業務システムの確立が求められています。規模が小さい会社や生産技術的な部分を外部委託に依存している場合も有ります。その場合の外部委託委の治具屋さん、金型屋さん、ゲージ屋さん等々もきちんと管理するべきポイントが書かれていました。

そして、今回の箇条は、同じISO8.5.1シリーズの7番目。IATF8.5.1.7生産計画の話になります。それでは、私の個人的な解釈に基づく、ご紹介を致します。

私は、IATF対訳文を下記のように独自編集してQMSに記載してみました。皆さんのQMS文面作成時の参考にしてみてください。

タイトルの通り、生産管理のポイントが書かれています。生産管理部門の当たり前の管理すべき事ですので、細かい説明は不要と思います。

ジャストインタイムと言う外来語に、ピンとこない人は、「必要なものを、必要なときに、必要な数だけつくる」と覚えてください。

昔のトヨタ生産方式で、今は、当たり前の看板管理です。無駄な在庫や廃却品、置き場を無くす為の素晴らしい考え方ですね。

詳しく勉強したい人は、色々専門の本が売っています。それを見て勉強してください。

意外に大手の工場でも理解している人は少ないんです。実際自分達が看板でなぜ動いているのか？

もし興味があれば、ジャストインタイム（かんばん管理）の説明記事を参照ください。文字をCLICKしてください。

ジャストインタイム（かんばん方式）とは何？【IATF16949（8.5.1.7）生産計画】

はじめにIATF16949の『8.5.1.7』生産計画で求められている、ジャストインタイム方式のご紹介です。ジャストインタイム＝日本のかんばん方式と考えてください！よって、この記事では、ジャストインタイムと言わず、日本語でかんばん方式と表現...

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2020.12.19

今回の箇条紹介は、ここまでです。

対訳本の個人的な見解として書いています。

皆さんの見解と異なる、若しくは誤っている場合も有るので、他の人は、こんな風にやっているんだという視点で見ていただければと思います。

引き続き、日追って各箇条を追加していきますので、宜しくお願い致します。